誤解1-フォートリーディングをすれば、本の内容がすらすらーーーーと頭に入るようになると思っていた
実際-フォトリーディングは、「滑りをよくする」、すなわちなんとなく知っている、というデジャブ感をつけるためにやるものだった。
誤解2-フォトリーディングでは「ソフト・フォーカス」といわれる、非常に難しい目の焦点をぼかして行う、精神修行のような読み方が必要だと考えていた。
実際-要は、うっかり字を読まなければいい、というだけで、目の焦点をぼかす方法なら、例えば極端な話、別のものを見ながらページをめくるだけでよかった。
誤解3-フォトリーディングでは難しい精神集中やアファメーションという技法が必要だと思っていた。
実際-精神集中やアファメーションはもちろんあったほうがいいが、それよりはフォトリーディングを繰り返し何回も見てみるとか、数をこなすことが大事だった。
誤解4-フォトリーディングでは文章への読解力が飛躍的に上がるのかと思っていた。
実際-読解力そのものを上げるのではなく、「本はもっとテキトーに読んでも大丈夫なんだ」という考え方を教えてくれるものだった。
誤解5-フォトリーディングの後の熟成は絶対に必要だと思っていた。
実際-フォトリーディングをした後、10-20分間、できれば一晩休むように、というのが本の指示です。ところが、これはあったほうがいい、くらいのもののようです。